胡蝶蘭がお供えの花にもピッタリな理由や供花のマナーについて
胡蝶蘭は「哀しむ人の心を癒す」との想いを込めて贈ることもできます。お供えの花と言えば「菊の花」をイメージする人が多いと思いますが、実際には胡蝶蘭が選ばれることも多いんです。
このページでは、華やかな胡蝶蘭が供花に選ばれる理由や贈り方のマナー、関係性によって変わる値段の相場などを詳しく紹介します。
目次を開くと知りたい項目にジャンプ出来ます。
胡蝶蘭が供花に選ばれる理由
胡蝶蘭と言うとその華やかさからお祝いのお花というイメージがあります。しかし実は冠婚葬祭・慶弔どのシーンにも飾られているのを見かけます。ではなぜ供花でも胡蝶蘭を選ぶことが多いのか、その理由をご紹介します。
高級感がある
胡蝶蘭のうつむきがちな姿は故人を悼んでいるようにも見えます。また高級感や落ち着いた雰囲気もあるため、弔事の場でも贈られることが多いです。
長持ちする
胡蝶蘭は、比較的手間のかからない種類のお花です。少ない水やりでも1〜2ヶ月ほど花が持ちます。何かと忙しいご遺族の方の手を煩わせずともきれいな花を保ち続けてくれます。
香りや花粉が少ない
胡蝶蘭は香りや花粉が少ないため、環境や場所を選ばずに飾れるお花です。そのためお悔やみのシーンでも重宝されます。
季節に関わらず入手できる
弔事は突然訪れるものです。胡蝶蘭は温室栽培をされていることが多いため、突然の弔事にも対応できます。
お供えの花として贈る胡蝶蘭の相場
葬儀やお通夜の場合、1万5千円〜3万円程度が相場です。ただしどのくらいの価格の胡蝶蘭を贈るかは、故人との関係性によって異なります。
以上が相場とされています。
※値段の相場についてもっと詳しく調べたい場合は、こちらの「胡蝶蘭の相場をシーン別・本数別で教えます」のページに分かりやすくまとめていますのでご覧になってみて下さい。
白い胡蝶蘭が定番
お悔やみの場に贈る胡蝶蘭は、白色が一般的です。ただし故人と親しく、好きな色が分かっている場合はその人の好きな色を贈る場合もあります。
胡蝶蘭を供花で贈る際のマナー
お葬式やお通夜、四十九日などといった法事・法要で胡蝶蘭を贈る場合、やはり注意しておかないといけないマナーというものがあります。
一般的な社会常識なので、逸脱してしまうと悲しむご遺族に畳みかけるような不快感を与えてしまう可能性もあるので、最低限は知っておいてほうが良いと思います。
供花の場合はラッピングの色に注意が必要
お祝いの際は明るい色を選びますが、お悔やみの際は白色基調などシーンに適したラッピングを選びましょう。どんな色にして良いか分からない場合は、お花屋さんに「弔事用」と伝えます。
贈るタイミングに配慮する
供花を贈るとなると、「できるだけ早い方がいいのでは?」と思ってしまいがちです。しかし通夜や告別式に合わせて贈ってしまうと、準備で忙しい遺族の迷惑となる場合もあります。
個人宅に贈る場合は、初七日から四十九日までの間に贈ったほうが良いでしょう。告別式に贈るケースもありますが、あまり早く送ってしまうと、故人が無くなるのを待っていたような印象を与えかねませんし、慌てて贈らなくても大丈夫です。
また自宅に贈る場合も、事前に贈って良いか確認しておきましょう。ご遺族が供花自体を辞退している場合もあります。
もし葬儀場に贈りたい場合は、事前に葬儀場に確認する必要があります。持ち込みが禁止されていたり、持ち込み料金を請求されたりする場合もありますので。
斎場に届けるなら葬儀の前日までに届くようにします。もし法事や命日などに贈りたい場合は、前日までに届くようにしましょう。その場合、喪主宛に贈ります。
立札の書き方
立札は必ずつけるようにして下さい。供花の場合は、いずれも黒字で記載します。記載する文章は贈り主の名前だけとすることが多いです。
もし会社や部署など複数で贈る場合は、名前を記載せず「社員一同」とする場合もあります。自宅に贈る場合は、メッセージカードを添えることも多いです。
胡蝶蘭の供花で失敗しない人気ショップ
供花のに胡蝶蘭が選ばれている理由と、値段的な相場、それに贈る際のマナーについてお伝えしてきました。
ここまで読み進めてきた方のなかには、実際に贈る機会がある人もいらっしゃるかと思いますが、お悔やみ用の胡蝶蘭を選ぶ際、ご近所の生花店よりも恐らく良いものを届けてくれるであろうネットショップをご紹介しておきます。
実際に店頭販売している胡蝶蘭の大多数は、生産農家から仲介業者や卸売市場を経由してお店に並んでいるはずです。
そこには、輸送費や中間マージンが発生し、それなりのコストが掛かっていて、商品価格に上乗せされるのが常識です。
しかし、生産農家との直接契約をしているネットショップであれば、中間コストが省かれ、生産者からの直接発送、または直接買い付けによる発送となるため、時間的にも新鮮な胡蝶蘭を届けられる仕組みが出来上がっています。
また、実店舗に在庫として置いてある胡蝶蘭の数と比較しても、栽培農園自体が商品ラインナップになるため、多種多様なニーズに対応できるようになっています。
ただ、ネット通販での注文となると、商品画像とは似ても似つかないようなショボい胡蝶蘭が届いたり、届いた時には花が萎れていたりするケースも実際に少なく無いようで、不安に思っている人もいるかと思います。
そこで、口コミでの評判が良く、有力な複数の生産農家と直接契約している翌日配達が可能なネット通販ショップをまとめました。
発送前の商品画像を送ってくれるサービスが標準で、ラッピング・立札・メッセージカードも無料となっています。お悔やみに贈る際のマナーについても、注文画面を記入して行く段階でクリアしてくれるように工夫されているので、あまり詳しくなくても安心できると思います。
こちらです⇒ 胡蝶蘭お急ぎ対応ショップ